担当:職業奉仕委員会・会員組織員委員会
「職業奉仕」をテーマにした3名の会員による卓話の内容は下記の通りです。
1.岸野義人会員

「経済活動を通じた奉仕と国家への想い」
岸野会員は、ロータリークラブでの活動を通じて「奉仕の精神」への理
解を深めてきた過程を語りました。
●奉仕の定義と解釈: 「奉仕」と「ボランティア」の違いを調べ、奉仕には
「尽くす」「仕える」という側面があると解釈しています。特にロータ
リーの歌にある「三国に捧げ」という歌詞に触れ、日本という国を大
事にする姿勢が奉仕の根底にあると考えています。
●職業を通じた貢献: 自身の仕事(製造・販売)において、単に利益を追
うだけでなく、「経世済民(世を治め、民を救う)」従業員の生活を豊か
にすること自体が職業奉仕であると捉えています。
●今後の抱負: まずは自分の仕事をしっかりと成し遂げることが他者
への奉仕につながると考え、今後も日本を大事にしながら、ロータ
リー活動にも励みたいと述べています。
2.関野耕正会員


「建設業界による地域守護と社会貢献」
関野会員は、自身が会長を務める一般社団法人厚木建設業協会の活動
を中心に、事務局長の佐藤氏を交えて発表しました。
●業界の変遷と役割: バブル崩壊後の厳しい時代を経て、現在は「地域
の守り手」として、ICT技術の導入や働き方改革を進めながら、持続
可能な事業環境の構築を目指しています。
●具体的な社会貢献活動
◦災害対策: 市との協定に基づく除雪作業や道路パトロール、災害廃
棄物保管場の整備協力などを行っています。
◦広域連携: 東日本大震災をきっかけに、宮城県東松島市の建設業協
会と災害時の相互応援協定を結んでいます。
◦地域支援: 能登半島地震への義援金、中央図書館への建設関連図書
の寄贈、あゆまつり等のイベント支援(Tシャツ協産)、道路の危険
箇所の提案(累計2,356件)など、多岐にわたります。
◦建設フェスタ: 市民に建設産業の役割を知ってもらい、会員が仕事
に誇りを持てるよう大規模なイベントを開催しています。
3.岩掘美子会員

「飽くなき挑戦心 やりたい病 と保育事業」
岩掘会員は、84歳という年齢を感じさせない活力に満ちた自身の歩み
を「やりたい病」という言葉で振り返りました。
●起業の原点:両親が運営する鈴木学園で働いた後、貯めた資金で婦
人服・学生服の販売店を創業しました。「仕事にはお金を出さない、
自分の力でやりなさい」という母の強い教えが自立心の糧になった
と語っています。
●保育事業への転換と苦難: 60歳を過ぎてから保育事業に参入しまし
た。当初は株式会社による運営に周囲の反対があり、情報が入らない
などの苦労もありましたが、それを打破するために社会福祉法人を
設立しました。
●事業の拡大:その後、約10年間で大和市、相模原市、海老名市、厚木市
などに計8つの園を設立しました。現在はNPO法人も立ち上げ、計16
の施設と350名の職員を抱える規模となっています。
●信念:体が許す限り、今後も自身の「やりたいこと」を通じて社会に
貢献し続けたいという意欲を示しました。
(総括)
今回の卓話は、それぞれの会員が長年の経験に基づき、「自分の仕事に励むこと」や「地域を守ること」、「新たな挑戦を続けること」がいかに奉仕の精神と結びついているかを共有する貴重な機会となりました。
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