ガバナー挨拶  2020-21年度 地区方針

2020~21年度ガバナー 久保田 英男
「TOGETHER ~ + もっと自由に」

『楽しむための一番の方法は、この協議会や国際大会のような大勢の会議であれ、奉仕プロジェクトや例会であれ、皆が集まること(together)です。集まれば、より活動的になることができます。ロータリーのビジョン声明の最初の一語がこの言葉(together)であることも、驚くことではありません。』
ホルガ―・クナーク 2020-21年度 RI会長は、国際協議会でこのように語りました。
仲間が集い(together)、おなじ目標に向けて協力し進むことで、一人では成し遂げられないことを可能にします。ロータリークラブは、一人一人に異なる生業を持つ者が集い、地域・国際社会に奉仕し、若い世代を育て、仲間の親睦深め、日々様々なシーンで活躍しているのです。小さな灯が集まり輝く大きな光になるように、今や世界を照らしています。
一方で、その輪をもう少し広げることも大切だと考えています。せっかく100年以上もの間、積み重ねてきたものをもっと多くの人に知ってもらい、そして参加してもらいたい、と思いませんか。何故なら、もっと多くの人が集まれば、多くのアイデアが集まり、より大きなこと不可能と思っていたことが実現出来るかもしれません。何より多くの人に機会を提供できれば嬉しく思いませんか?
その為に何をしますか。
クラブの会員を増やすのもいいでしょう。
例会時間や曜日が合わなくて入会を迷っている若者の為に、衛星クラブや新クラブを作ることも、ローターアクトクラブを提唱するのも、いいかもしれません。ロータリー地域社会共同隊(RCC)も有効な方法ではないでしょうか。ほかにもまだまだ方法はあります。あらゆることを自由に考えてみましょう。
1905年シカゴで4人が集まる(together)ことから始まりました。今年は日本にロータリークラブが誕生して百年目です。次の百年へ向けた新しい時代の扉を一緒に開けてみませんか。

【ロータリービジョンの声明】

『私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、
持続可能な良い変化を生むために、 人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。』

「Together, we see a world where people unite and take action to create lasting change – across the globe,
in our communities, and in ourselves.」

地区目標

1.RI会長テーマおよびビジョン声明・戦略(行動)計画・強調事項の推進
2.RIロータリー賞への積極的なチャレンジ
ロータリー賞の各項目は、客観的に自クラブを評価できるように設計されているので、クラブの強み弱点を把握できる利点があり、積極的に活用し、クラブの活性化活用してもらいたい。
3.会員増強・会員維持・クラブ拡大
・地区会員数を2021年7月1日時点で、2500人以上に
・女性会員比率の向上
・新クラブ(衛星クラブ等を含む)の拡大
4.青少年育成の推進
・インターアクト、ローターアクトクラブへの支援および協力の強化。
また、ロータリー賞受賞に向け、指定された項目をクラブで実行するよう奨励する。
・インターアクト、ローターアクトの新クラブ拡大
・RYLA 開催(若い世代のリーダーを育成・発掘)
・青少年交換事業の理解と協力
5.クラブの戦略(長期)ビジョン策定の推進
戦略計画を基礎として、各クラブでは、今後5年間程度の中期ビジョンを策定しクラブの将来のあるべき姿を描き、その実現に向けての行動計画を立てていただきたい。その為に、戦略計画委員会または長期計画委員会等の委員会を立ち上げ、またはより活発に活動して頂きたい。
6.奉仕活動推進のためのロータリー財団への年次寄付
目標1:地区年次寄付 50万ドル
目標2:ゼロクラブゼロの継続と全会員寄付の達成
目標3:恒久基金 70,000ドル増
《目安》年次寄付 200ドル/1名
恒久基金 1,000ドル以上/1クラブ
7.米山奨学会寄付
寄付目標:5,000万円(20,000円以上/1名) 普通寄付+特別寄付
8.ポリオ根絶の推進
・ポリオ根絶キャンペーン促進、ポリオデーの実施
・ポリオ寄付の推進(目標100,000ドル(40ドル/1人))
9.『1クラブ1プロジェクト』の継続とプロジェクト支援
2019-20年度地区方針「1クラブ1プロジェクト」を継続し推奨すると共に、プロジェクト実施のクラブ支援体制を整える。